アップリンク渋谷閉館の理由はパワハラ問題か?
アップリンクと言えば映画業界にも強い影響力を持つ会社としても有名ですが、
本日、アップリンク渋谷が5月20日をもって閉館するというアナウンスがありました。
ミニシアターならではの良作を上映してきたアップリンク渋谷には思い入れの強い映画ファンも多かったことでしょう。
しかし、アップリンク渋谷ではパワハラ騒動など、負のイメージが大きいのも確か。
当記事では、
- アップリンク渋谷閉館の理由はパワハラ問題か?
についてお伝えしていきます。
アップリンク渋谷閉館の理由はパワハラ問題か?
まず、アップリンク渋谷で起きたパワハラ問題について。
映画配給会社のアップリンクがパワハラ問題で揺れている。アップリンクと関連会社の元従業員5人が、代表の浅井隆氏(65)からパワーハラスメントを受けたとして、損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
同社での正社員N子さんが、代表の浅井隆氏からパワハラを受けたとして、訴訟を起こしたこの問題は、業界内でも大きな波紋を呼びました。
N子さんの訴えに、それまでは我慢していた他の社員もこれで受けたパワハラを訴える形になって、ますます大きな社会問題に発展しました。
映画配給やミニシアターの運営を行うアップリンクの取締役社長である浅井隆氏を、パワーハラスメントで告発し提訴していた元従業員5人は10月30日、告発用に開設しているSNS上で浅井社長と和解したことを発表した。
同時にアップリンク側も公式ホームページ等で声明文を発表した。しかし、元従業員側に改めて取材すると、和解は「苦渋」の選択だったという。
【ご報告】アップリンク及びアップリンク取締役社長の浅井隆氏によるパワーハラスメントに対する損害賠償を求めた訴訟について、訴訟外での和解協議が合意に至ったことをここにご報告させていただきます。
しかし、私たち原告は、「円満」にも、そして「全ての問題が解決した」とも考えておりません。 pic.twitter.com/jz6jnDRYmp
— UPLINK Workers' Voices Against Harassment (@UWVAH) October 30, 2020
一応形としては和解したようですが、浅井社長と会社の体質が変わったかどうかはわかりません。
本当ならもっと違う方で責任を取るべきだったのかも知れませんね。
昨年のパワハラ問題に、今回の緊急事態宣言の行使や時短営業が重なって経営が苦しくなったと見られます。
因みにアップリンク吉祥寺とアップリンク京都は今まで通り存続するということです。
まとめ
アップリンク渋谷の5月20日限りでの閉館アナウンス。
突然の公表に残念な気持ちになるファンも多いことでしょう。
今回の閉館は緊急事態宣言による休館や時短要請による経営悪化、建物の設備などの老朽化が理由とされていますが、昨年のパワハラ問題も理由の一つではないかと考えられますが、真実はどうなのでしょうか…